特殊小型船舶は、水上オートバイ専用の免許の資格にあたり、水上オートバイでツーリングやウェイクなどのトーイングで楽しみたい方におすすめな免許のコースです。
乗船できるのは、水上オートバイで、陸岸から2海里(約3.7km)及び湖、川を航行できる免許です。
- 現在の1・2級小型船舶免許では、水上オートバイには操縦できません。
各種コースの流れ
特殊船舶免許アタックコース(1日)
実技講習・国家試験(1日)(午前実技・午後国家試験)
- アタックコースは学科が独自学習となります。(教本と問題集はお渡します)
特殊船舶免許レギュラーコース(2日間)
学科講習(1日)→ 実技講習(1日)→国家試験(午前学科・午後実技の1日)
合格・免許取得!!
学科試験について
学科試験と試験時間
学科試験には、小型船舶操縦者の心得及び遵守事項、交通の方法、運航があり、試験時間は、50分です。ただし、既に免許を受有している方や海技士資格をお持ちの方は、一部の受験科目が免除され、試験時間も短縮されます。
配点と合格基準
小型船舶操縦者の 心得及び遵守事項 |
交通の方法 | 運 航 | 合 計 | |
---|---|---|---|---|
科目の配点 | 120点 | 100点 | 180点 | 400点 |
合格基準 |
12問中6問以上 | 10問中5問以上 | 18問中9問以上 | 40問中26問以上 |
実技試験について
実技試験は、3人乗りのシッティングタイプの水上オートバイを使用して、受験者1人に対し試験員1人が同乗して行います。試験時間は概ね15分です。
配点と合格基準
小型船舶の取扱い | 操 縦 | 合 計 | |
---|---|---|---|
科目別の配点 | 80点 | 220点 | 300点 |
- 合格基準:成績の合計が配点合計の70%以上であること
受験資格
年齢 | 特殊小型船舶操縦士 満15歳9ヶ月以上 |
---|---|
視 力 | 両眼とも0.5以上であること。(矯正可) (一眼の視力が0.5未満の場合、他眼の視力が0.5以上であり、かつ、 その視野が左右150度以上であること) |
色覚 | 夜間において船舶の灯火の色を識別できること。 (赤・緑・白の灯色の識別について検査します) |
聴力 | 5m以上の距離で話声語(普通の大きさの声音)の弁別ができること。 (補聴器可) |
疾病及び 身体検査の障害 |
軽症で業務に支障をきたさないと認められること |
- 身体検査について心配な方は事前にご相談して下さい。
料金表(受講料・受験料)
項目 | 特殊船舶免許アタック・レギュラー |
---|---|
講習料(教材費含) | 27,318円 |
試験・免許申請料 | 7,000円 |
登録免許税 | 1,500円 |
身体検査料 | 3,450円 |
学科試験料 | 2,900円 |
実技試験料 | 16,400円 |
消費税 | 3,432円 |
総 額 | 62,000円 |
- 身体検査証明書を提出される場合は、身体検査料が1,600円になります。